
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFCは独自のAO入試(アドミッションズ・オフィスによる自由応募入試)で知られていますが、実はFIT入試という名称の学校推薦型選抜(公募制)も行っています。
ただし、FIT入試は慶應義塾大学「法学部」で行われている入試制度であり、湘南藤沢キャンパス(SFC)の総合政策学部・環境情報学部では実施されていません。
この重要な前提を理解した上で、「SFC受験生がFIT入試をどう位置づけるか」という戦略的な「併願」について解説します。
1. 基本ルールの確認:SFCには「FIT入試」はない
まず、前提として慶應義塾大学のFIT入試は、法学部(三田キャンパス)のみで実施されている総合型選抜(旧AO入試)の名称です。
SFCの総合政策学部および環境情報学部が実施している総合型選抜は、「AO入試(アドミッションズ・オフィスによる自由応募入試)」という名称です。
したがって、「慶應SFC FIT入試」という入試は存在しません。
しかし、SFCのAO入試と法学部のFIT入試は、出願時期が近く、求められる能力も近しいため、多くの受験生が併願を検討します。
2. 慶應義塾大学内での「併願」戦略
SFCのAO入試と法学部のFIT入試は、学部が異なるため、同時期に出願・併願することが可能です。これは、チャンスを最大化する上で非常に重要です。
| 制度 | 実施学部 | 併願可否 (SFC-法学部間) | 特徴と注意点 |
| AO入試 | 総合政策学部・環境情報学部 | 不可 (同一期内) | 総合政策と環境情報は、同一期(夏秋AOなど)での同時出願はできません。 |
| FIT入試 | 法学部 (法律学科/政治学科) | 可能 (AOとFIT間) | AO入試とは異なる選抜制度のため、SFCのAOと併願可能です。ただし、法学部FIT入試は、合格した場合に入学を確約できる者が条件となっている場合があります(専願に近い扱い)。 |
FIT入試の「専願」的性質への注意
法学部FIT入試の出願要件には、「本学法学部が第一志望であり、合格した場合に入学することを確約できる者」という趣旨の記載があります。
これは、実質的に「専願」であることを強く示唆しており、合格後の辞退は原則想定されていません。
したがって、SFCのAOとFITを併願する場合、受験生は「もし両方合格したら、自分はどちらの学びを優先するか」という強い覚悟と志望理由の軸を固めておく必要があります。
3. FIT入試と「一般選抜」の併願戦略
法学部のFIT入試は、一般選抜や他の入試形式との併願は可能です。これは、FIT入試が不合格だった場合のリスクヘッジとして機能します。
SFCと法学部を狙う「二刀流」戦略
SFCと法学部の両方に興味がある受験生は、以下のような「二刀流」で受験チャンスを最大化できます。
- AO入試 (SFC): 9月出願の夏秋AOで総合政策学部または環境情報学部を狙う。
- FIT入試 (法学部): 同時期に出願し、法学部政治学科または法律学科を狙う。
- 一般選抜: 上記の総合型選抜・推薦型選抜の結果を待たずに、一般選抜に向けて準備を進める。
FIT入試(法学部)はSFCの総合政策学部と学問分野が重なる部分も多いため、書類作成や面接対策でシナジー効果が得やすい傾向にあります。夏の時間の使い方を工夫し、両方の出願書類を完璧に準備することが、合格を掴む鍵となります。
最後に
KOSSUN教育ラボは、あなたの「SFCで学びたい」という熱い想いを、最も効果的な形でSFCに届けるお手伝いをします。まずは一度、無料相談にお越しください。あなたの個性や強みを活かし、慶應SFCへの合格を掴み取るための具体的なロードマップを一緒に考えていきましょう。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。


