こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

ネット上で時折見かける「SFCは就職できない」「就職に不利」といった書き込み。偏差値も高く、慶應ブランドがあるはずのSFCになぜこのような噂が立つのでしょうか?

結論から言えば、SFCの就職実績は極めて良好ですが、進路が「超二極化」する傾向にあるのが実態です。今回は、就職データに基づき「就職できない」と言われる理由と、確実にトップ内定を勝ち取るための戦略を解説します。


1. 「就職できない」と誤解される3つの理由

SFCの就職が不安視されるのには、SFC特有の「自由」が裏目に出るパターンがあるからです。

  • 「やりたいこと」が見つからないリスク: SFCは必修科目が少なく、自由度が高いのが特徴です。主体性がないと、4年間「広く浅く」学んだだけで終わり、「自分は何ができる人間か」を企業にアピールできず苦戦するケースがあります。
  • 伝統的な「三田会」ネットワークとの距離感: 三田キャンパスの伝統学部(経済・法・商など)は、金融や商社などの旧来の大企業と強固な繋がりがあります。SFC生がそれらの業界を志望する際、従来の「慶應らしい」振る舞いとギャップを感じ、苦労することがあります。
  • 起業・進学者の多さ: SFCは毎年100名以上が大学院へ進学し、在学中に起業する学生も多いため、一般的な「一斉就職」の枠組みから外れる学生が目立ちます。これが外からは「就職していない(できない)」と映る一因です。

2. データが証明する「圧倒的な市場価値」

しかし、最新の就職データを見ると、SFC生はむしろ「これからの時代の最有力候補」であることがわかります。

  • IT・情報通信への圧倒的強さ: 就職者の約25%が情報通信業に進んでいます。GAFAやメガベンチャーなど、今最も勢いのある業界において、SFCのITリテラシーは高く評価されています。
  • 専門・技術サービス(コンサル)への進出: 総合政策で17.8%、環境情報で21.6%の学生が、コンサルティングや研究職などの高度専門職に就いています。問題解決のプロを育てるSFCの教育が、市場価値に直結している証拠です。

3. 就職で「無双する学生」と「苦戦する学生」の差

SFCで最高のキャリアを築くためには、以下の3点を意識することが不可欠です。

① 研究会(ゼミ)を「ガクチカ」の核にする

SFCの学びの核は研究会です。ここで実際のプロジェクトに関わり、「私は社会のこの課題を、この技術(手法)で解決した」という具体的な実績を作れる学生は、就職活動で負けることはありません。

② CDPオフィスを使い倒す

SFCには独自の進路支援組織「CDPオフィス」があります。個別相談やOB・OG名簿の提供、面接対策まで、SFC生の特性を理解した専門家がサポートしてくれます。

③ 文理融合の「掛け算」を持つ

「プログラミングができる政策のプロ」や「デザインに強いデータサイエンティスト」など、二つの領域を掛け合わせた希少性を持つことが、SFC生の勝ち筋です。


最後に

慶應SFCにおいて、就職は「学校が用意してくれるもの」ではありません。しかし、自ら問いを立て、解決のために動く力(SFCの理念そのもの)を身につけた学生にとって、世界はこれ以上ないほど魅力的な就職先に溢れています。

「就職できない」という噂を恐れる必要はありません。その不安を、「自分にしかできない専門性」を磨くエネルギーに変えていきましょう。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。