
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
慶應義塾大学SFCのAO入試(総合型選抜)。
一次選考の書類審査を突破し、期待を胸に臨んだ面接で「不合格(二次落ち)」という結果を突きつけられるのは、身を切られるような辛さがあるはずです。
「あんなに準備したのに」「教授と話が噛み合わなかったのか」……。
しかし、SFCの二次選考で涙を呑んだあなたに、まず伝えたいことがあります。
二次試験まで進んだということは、あなたの「志」と「実績」は、慶應義塾大学が認める水準に達しているということです。
今回は、二次落ちの要因を冷静に分析し、再挑戦や一般選抜でリベンジを果たすための戦略を解説します。
1. なぜ「二次落ち」したのか? よくある3つの要因
SFCの面接は、単なる確認の場ではなく「30分間の知的格闘」です。落ちるのには、必ずロジカルな理由があります。
- 「対話」ではなく「プレゼン」になっていた: 用意した回答を完璧に話そうとするあまり、面接官(教授)からの鋭いツッコミや質問の意図を汲み取れず、対話が成立していなかったケースです。
- 「なぜSFCか」の必然性が弱かった: 「その研究、他大学でもできるよね?」という問いに対し、SFCにある特定のリソース(教員、施設、研究会)と自分のテーマを、論理的に結びつけられなかった可能性があります。
- 「問い」の解像度が低かった: 書類では立派に見えても、面接で深掘りされた際に、その問題の本質や具体的な解決策について、自分の言葉で語り切れなかった場合です。
2. 「二次落ち」後の3つのサバイバル戦略
絶望している時間はもったいありません。SFC合格へのルートは一つではありません。
① 書類を「微修正」ではなく「再構築」する
次の期や来年度に再挑戦する場合、前回の書類をそのまま出すのは危険です。
- 面接での質問を書き出す: 面接で突っ込まれた箇所こそが、あなたの書類の「弱点」です。そこを補強し、問いの解像度を一段階上げた志望理由書にアップデートしましょう。
② 一般選抜(小論文・学科)へのスライド
SFCはAO入試だけでなく、一般入試でも「思考の型」が共通しています。
- 小論文はAOの延長線上: SFCの小論文は「問題発見・解決」そのものです。AOで鍛えた「問いを立てる力」は、一般入試において強力な武器になります。1科目に絞って対策すれば、今からの逆転合格も十分に可能です。
③ 「不合格」という経験をエビデンスにする
SFCの教員は「レジリエンス(回復力)」を高く評価します。
- 一度落ちても諦めず、その期間にフィールドワークを重ねたり、スキルを磨いたりして再挑戦する姿は、「どうしてもこの問題を解決したい」という執念の証明になります。
3. メンタル管理:SFCは「不合格者」を否定していない
SFCの面接官は、あなたを落とそうとして座っているのではありません。「この学生と一緒に研究をしたら面白いか?」という視点で見ています。
- マッチングの不一致: 今回の結果は、あなたの人間性の否定ではなく、現時点での「研究テーマ」と「SFCのリソース」の噛み合わせがわずかにズレていただけかもしれません。
- 「社中協力」の精神: 慶應義塾には、共に学び合う仲間を大切にする文化があります。一度の不合格で縁が切れるわけではありません。大学院から、あるいは別の形でSFCに関わる道は常に開かれています。
最後に
慶應SFCへの「二次落ち」は、合格に向けた「最大のヒント」を手に入れた状態です。面接での30分間、教授があなたに投げかけた問いをもう一度噛み締めてください。そこに、次回の合格通知への答えが隠されています。
「やっぱりSFCに行きたい」というその情熱を、次のアクションへ繋げましょう。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

