こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應義塾大学SFCのAO入試(総合型選抜)二次選考を控える受験生の間で、まことしやかに囁かれるのが「SFCの面接は圧迫面接だ」という噂です。

「自分の研究テーマを全否定された」「矢継ぎ早に質問されて頭が真っ白になった」……そんな体験談を聞くと、不安で足がすくんでしまうかもしれません。しかし、結論から言えば、SFCの教員はあなたを攻撃するために座っているのではありません。

今回は、受験生が「圧迫」と感じてしまう現象の正体と、それを「建設的なディスカッション」に変えるための対策を解説します。


1. 「圧迫」と感じる正体:それは「知的クリティカル・シンキング」

SFCの教授陣は、日夜、既存の概念を疑い、新しい価値を創造する研究を行っています。その彼らにとって、相手のロジックの弱点を突くことは「攻撃」ではなく、「本質を探るための日常的なコミュニケーション」です。

  • なぜ深く突っ込まれるのか?: あなたの「志」が単なる思い込みではないか、多角的な視点から検討されているかを確認するためです。
  • 想定外の質問の意図: 「答え」を知っているかではなく、「答えのない問いに対して、その場でどう思考を組み立てるか」というプロセス(思考の柔軟性)が見られています。

2. 「圧迫」を「チャンス」に変える3つのマインドセット

面接を「試験」ではなく「共同研究のキックオフ」と捉え直すことで、緊張を自信に変えることができます。

① 批判は「ギフト」であると捉える

教員からの厳しい指摘は、あなたの研究テーマをより良くするためのアドバイスです。否定されたと感じて固まるのではなく、「その視点は欠落していました。勉強になります」と素直に認めつつ、その場で再考する姿勢を見せましょう。

② 「正解」を答えようとしない

SFCの教授は、優等生的な「準備された回答」には興味がありません。わからないことは「現時点では分かりませんが、私は○○という仮説を持っています」と、自分の思考の現在地を正直に伝えることが、誠実な対話を生みます。

③ 教授を「未来のメンター」と見なす

相手を「自分を裁く人」と思うから怖くなるのです。「自分の大好きなテーマについて、日本最高峰の専門家と30分も議論できる贅沢な時間」だと考え、楽しむ余裕を持ちましょう。


3. 具体的な「圧迫」対策:シミュレーションの質を上げる

本番でパニックにならないためには、事前の「負荷」に慣れておくことが重要です。

  • 多角的なツッコミを受ける: 学校の先生や友人だけでなく、あえて自分のテーマに詳しくない人や、逆に非常に厳しい視点を持つ人に模擬面接を頼みましょう。
  • 「なぜ?」を5回繰り返す: 自分の志望理由書の一文一文に対して、「なぜそう思うのか?」「その根拠は?」「例外はないか?」と自問自答を繰り返してください。
  • CDPオフィスの活用イメージ: SFCにはキャリアや進路を支えるCDPオフィスがあります。こうした支援体制を知っておくことで、「失敗しても道はある」という心理的な安全性(セーフティネット)を確保できます。

SFCの面接で受ける「圧迫」のような刺激は、入学後にあなたが研究室で日常的に経験する議論の縮図です。

教員は、あなたが厳しいツッコミを受けたときに「面白くなってきましたね!」と笑えるような、知的好奇心とレジリエンス(回復力)を持っているかを見ています。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。