こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)への進学を考える際、「卒業するのが大変」「単位を取るのが難しい」という噂を耳にすることがあるかもしれません。

結論から言えば、SFCは「ただ卒業するためだけに単位を揃える人」には厳しく、「やりたいことに没頭する人」にはこれ以上なく自由な環境です。現役生や卒業生が口にする「大変さ」の正体と、その壁を乗り越えるためのマインドセットを解説します。


1. SFCの単位取得が「難しい」と言われる3つの理由

なぜSFCの単位は一筋縄ではいかないのでしょうか。そこにはSFC独自の教育システムが関係しています。

  • 出席と課題のウェイトが極めて高い: 多くの授業で「期末試験一発勝負」ではなく、毎週のリアクションペーパーやプロジェクト課題が課されます。継続的な努力(コミットメント)が求められるため、サボるとすぐに単位を落とします。
  • 「情報基礎」や「言語」の必修科目の壁: プログラミングなどの「情報基礎」や、徹底的に発話・記述を鍛える「言語(海外研修を含む)」は、SFCの登竜門です。未経験者にとっては学習負荷が高いですが、ここを乗り越えなければ専門領域に進めません。
  • 「研究会」との両立: 1年生から参加できる「研究会(ゼミ)」は、単位数は少ないものの、費やす時間は授業数倍に及ぶことがあります。自分のプロジェクトに熱中するあまり、他の一般科目の単位を落としてしまう学生も少なくありません。

2. 「楽単」という概念が通用しない? SFCの履修戦略

他大学でよく見られる「テストが楽な科目=楽単」という考え方は、SFCではあまり意味をなしません。

  • 関心がない授業こそが「難しい」: SFCの授業は「実践」を伴うものが多いため、興味がない分野の課題をこなすのは苦行です。逆に、自分の研究テーマに関連する授業であれば、課題が多くても「楽しい学び」に変わります。
  • フル単位(上限解放)への挑戦: 成績が優秀な学生は、1学期に履修できる単位数の上限が緩和される「上限解放」という制度があります。自分の興味を全方位に広げたい学生にとって、この「忙しさ」はむしろステータスです。

3. AO入試で「単位・学び」について語る際のポイント

SFCのAO入試(2026 春 AOなど)において、「大学に入ってから勉強についていけるか」という懸念を払拭し、かつ前向きな姿勢をアピールするには以下の視点が必要です。

  1. 「自律的な学習習慣」をエビデンスとして示す: 「難しいから頑張ります」ではなく、「これまで困難なプロジェクトをどう計画し、完遂したか」という問題解決のプロセスを語りましょう。
  2. 必修科目を「武器」として捉える: 「プログラミングや言語を学ばなければならない」ではなく、「自分の研究テーマを世界に実装するために、これらの技術を最短で習得したい」という攻めの姿勢を志望理由書に盛り込みます。
  3. シラバスを読み込む: 「興味のある研究会と、それを補完する授業をどう組み合わせて履修するか」という具体的な学習計画を示すことで、入学後の解像度が高いと評価されます。

4. ⚠️ 必ず公式情報を確認してください

この記事は、SFCのカリキュラムの傾向や「2026 春 AO 募集要項」に基づき作成されています。

卒業要件や必修科目の構成は、年度や所属学部によって細かく異なります。出願や入学に際しては、必ず大学公式サイトから最新の履修案内や募集要項を入手し、ご自身の目で詳細を確認してください。

SFCでの単位取得が難しいと感じるなら、それはあなたが「真に実力が必要な場所」に立っている証拠です。単位を「取る」ことを目的にせず、単位を「手段」として使いこなし、自分の志を形にすることに集中してください。その先に、他の大学では得られない圧倒的な成長が待っています。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。