こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應義塾大学SFC(総合政策学部・環境情報学部)のAO入試において、体育会などの「実行委員」の経験は非常に強力な武器になります。しかし、単に「運動会を成功させました」という報告だけでは、SFCの合格ラインには届きません。

SFCが求めているのは、イベントの運営者ではなく、「組織の課題を発見し、解決策をデザインできるリーダー」です。実行委員の経験をどうリフレーミングすべきか、具体的な戦略を解説します。


1. 「実行委員」を「社会イノベーター」として定義し直す

SFCの「総合政策」や「環境情報」の視点から見ると、体育祭や大会の運営は一つの「小さな社会設計」です。以下の3つのステップで、あなたの経験を再定義しましょう。

  • 問題発見: 「例年通り」の運営に潜んでいた非効率や、生徒の不満、地域との摩擦など、あなただけが気づいた「問い」は何でしたか?
  • 問題解決: その課題に対し、どのような新しい仕組み(ICTの導入、ルールの刷新、広報戦略など)を導入しましたか?
  • 試行錯誤(サイヤンス): 計画通りにいかなかった際、どのようにデータを集め、周囲を説得し、軌道修正したかのプロセスが最も評価されます。

2. 志望理由書に盛り込むべき「3つのキーワード」

実行委員の経験を語る際、以下の要素を盛り込むと「SFCらしさ」が際立ちます。

① ガバナンス(合意形成)

実行委員として、立場の異なる意見(先生、生徒、近隣住民など)をどう調整したか。これは総合政策学部の「ガバナンス」の領域に直結します。

② データサイエンス(客観的分析)

「みんなが喜んでいた」という主観ではなく、「アンケートの結果、満足度が〇%向上した」「タイムスケジュールを〇分短縮した」といった数値的エビデンスを提示しましょう。

③ 社会実装(持続可能性)

あなたの代で終わらせず、次年度以降も続くような「マニュアルの作成」や「システムの構築」を行ったことは、SFCが重視する「持続可能な社会設計」に通じます。


3. 自由記述(A4・2枚)での視覚的アピール

自由記述資料では、実行委員としての「動いた証拠」を視覚的に見せましょう。

  • 組織図のBefore/After: あなたが介入する前と後で、組織の風通しや役割分担がどう変わったかを図解します。
  • プロトタイプの写真: 制作したパンフレットの案や、運営で使用したアプリの画面、改善した動線の設計図などを載せ、「試行錯誤の跡」を証明します。
  • 周囲の評価: 先生や仲間からもらったフィードバックのメールやアンケート結果をエビデンスとして配置します。

4. ⚠️ 必ず最新の募集要項を確認してください

この記事は、SFCのアドミッション・ポリシーに基づき作成されています。「2026 春 AO」などの募集要項では、中学校卒業以降の諸成果を証明する書類の提出が求められます。

実行委員としての活動を証明する資料(プログラムのコピーや感謝状など)は、大切に保管しておきましょう。出願に際しては、必ず大学公式サイトから最新の募集要項を入手し、詳細を確認してください。

SFCの教授陣は、あなたが体育会で発揮したエネルギーを、将来どのように社会課題の解決に転換してくれるのかを期待しています。実行委員という「現場」で学んだ泥臭い調整力と、スマートな解決策を掛け合わせ、あなただけの合格ストーリーを描いてください!


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。