
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「SFCって、慶應っぽくないよね?」 「本キャンパス(三田や日吉)と何が違うの?」
慶應義塾大学を目指す受験生から、この質問は本当によく聞かれます。 結論から言うと、「同じ慶應でありながら、全く別の大学と言っていいほど中身が違います」。
今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「慶應義塾大学とSFCの決定的な3つの違い」と、「SFCを総合型選抜で勝ち取る戦略」について徹底解説します。
慶應義塾大学には、三田や日吉などにキャンパスを構える「伝統学部(法・経済・商・文・理工など)」と、神奈川県藤沢市にある「SFC(湘南藤沢キャンパス:総合政策学部・環境情報学部など)」があります。 どちらも「慶應」ブランドですが、その教育理念や空気感は対極にあると言っても過言ではありません。
具体的に何が違うのか、3つのポイントで解剖していきましょう。
1. 「学ぶ目的」の違い:確立された学問か、未知の問題解決か
- 伝統学部(三田・日吉など): 法学、経済学、文学など、「確立された学問体系」を深く学びます。過去の歴史や先人たちの理論をベースに、社会の仕組みを論理的に理解し、社会の屋台骨を支えるリーダー(実業家、官僚、研究者など)を育成するのが目的です。
- SFC(総合政策学部・環境情報学部): ターゲットは「未解決の社会問題」です。既存の学問領域にとらわれず、IT、デザイン、政策、バイオ、社会学などを自由自在に組み合わせ、「まだ世の中にない解決策(ソリューション)」を自ら創り出す「問題発見・解決型」の人材を育てます。
2. 「カリキュラム」の違い:積み上げ型 vs 完全自由型
- 伝統学部: 1〜2年生で幅広い教養科目を学び、基礎を固めた上で、3〜4年生で専門科目やゼミ(演習)に所属するという、着実な「積み上げ型」が基本です。
- SFC: 必修科目が極端に少なく、時間割は1年生から100%自分でデザインします。最大の特徴は、通常3年生から始まる「研究会(ゼミ)」に、1年生の秋(あるいは条件を満たせば春)から所属できること。教授から「教わる」のではなく、教授と共に最先端のプロジェクト(共同研究)にいきなり飛び込みます。総合政策と環境情報の間に壁はなく、授業も研究会も自由に行き来できます。
3. 「キャンパスと空気感」の違い:アーバン vs テクノロジー・ビレッジ
- 伝統学部:日吉の活気ある学生街から始まり、専門課程になるとビジネスの中心地・東京の三田へと移動します(※学部による)。サークル活動や部活、三田会(同窓会)の強固なネットワークなど、王道の「慶應ボーイ・慶應ガール」の充実したキャンパスライフが待っています。
- SFC:キャンパス自体が巨大な「実験場」です。3Dプリンターやレーザーカッターが並び、ドローンが飛び交い、学生起業家やプログラミングに没頭するギーク(オタク)たちが24時間体制で議論を交わします。「それ、変だね!」が最大の褒め言葉になる、まるでシリコンバレーのような空気感です。
4. 総合型選抜で「SFC」を狙う戦略
SFCは、日本で初めてAO入試(現在の総合型選抜)を導入したパイオニアです。 だからこそ、入試で求められるレベルも「本気」です。一般入試が「正解を出す力」を競うなら、SFCの総合型選抜は「あなたの抱く『問題意識』と『解決への熱量』」を競います。
合格する志望理由書の鉄則: 「私は〇〇という社会問題を解決したい(問題発見)。しかし、既存の単一的なアプローチでは限界がある。だからこそ、SFCの〇〇研究会(政策)と△△研究会(IT・デザイン)を横断的に結びつけ、テクノロジーと社会制度を融合させた『新しい解決策』を社会実装したい(問題解決)」
「自由な校風に惹かれて」「幅広い分野を学びたくて」といった受け身の志望理由は即不合格になります。 大切なのは、自分がSFCという環境のインフラと教授陣を「どう使い倒すか」というプロデュース能力です。
最後に
SFCは、慶應の伝統とブランドを持ちながら、日本のどの大学とも違う「異端児」であり続けるキャンパスです。 既存のレールに乗るより、自分で道を切り拓きたい人、マニアックな知的好奇心を爆発させたい人にとって、これ以上ワクワクする環境はありません。
「自分の持っている探究テーマは、SFCの研究会とどう結びつく?」 「SFC特有の自由記述(ポートフォリオ)は、どう魅せればいい?」
SFCの総合型選抜は、いかに自分の内面を深く掘り下げるかの勝負です。SFC専門の圧倒的なノウハウを持つKOSSUN教育ラボへ、ぜひ一度ご相談ください。あなたの尖った個性を、合格への最強の武器へと磨き上げましょう!
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。


