こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

SFCは、1990年のキャンパス開設時から日本の大学入試に革命を起こしてきました。 暗記力や偏差値ではなく、「問題発見・解決能力」を測ることに特化したSFCの入試制度。その中でも、特に知っておくべき「2つの大きな柱(特色)」と対策を紹介します。

1. 日本のパイオニア:SFCの「総合型選抜(AO入試)」

日本の大学で初めてAO入試を導入したのがSFCです。SFCのAOは、他大学の「自己推薦」とは全く次元が異なります。

特色と仕組み

  • 評定平均(高校の成績)は不問 過去の成績の良し悪しよりも、「未来に何を作りたいか」という情熱と構想力が評価されます。
  • 圧倒的な書類のボリューム: 2000字の志望理由書に加え、A4サイズ2枚の「自由記述」、任意提出の活動報告書など、自分の人生とビジョンを徹底的に言語化・視覚化する必要があります。
  • 1次選考(書類審査)の免除制度がある: 大学が指定したハイレベルなコンテスト(数学オリンピック、各種ビジネスコンテスト、プログラミング大会など)で所定の成績を収めていると、なんと書類審査が免除され、いきなり2次選考(面接)に進める制度があります。

対策の極意

SFCのAO入試で求められるのは、「〇〇の勉強がしたいです」という「消費者」の視点ではありません。 「私は社会のこの問題を、SFCのテクノロジーと政策を使ってこう解決し、社会に実装します」という「生産者(プロデューサー)」の視点です。 「問題発見」の独自性と、それを解決するための「アプローチの実現可能性」を極限までブラッシュアップすることが合格への唯一の道です。

2. 常識を覆す一般選抜:「2教科型」と「情報」受験

SFCは一般選抜も非常にトリッキーです。文系・理系という概念が存在しません。

特色と仕組み

  • 超変則的な「2教科型」 「学科試験(200点)」+「小論文(200点)」の合計400点で合否が決まります。国語や地歴公民、理科といった科目は存在しません。
  • 「外国語」「情報」「数学」で受験できる: 学科試験は、「外国語」「数学」に加え、「外国語および数学」、あるいは「情報および数学」から選ぶことができます。共通テストの「情報Ⅰ」が話題になる何年も前から、SFCは独自に「情報入試」を実施し、プログラミング的思考力を持つ人材を積極的に受け入れています。
  • 「小論文」という名の政策立案テスト: SFCの小論文は、現代文の延長ではありません。膨大な資料やデータを読み解き、その場で「新しいアイデアや解決策」を論理的に構成する、非常にヘビーなテストです。

対策の極意

学科試験(外国語・数学・情報)は、基礎固めをした上で、SFC特有の長文や特殊な出題形式に慣れるための過去問演習が必須です。 そして勝負を決めるのは「小論文」です。ここでは「AO入試レベルの問題解決マインド(SFCマインド)」が求められます。AO対策で培った「社会課題への視点」や「アイデアの発想法」は、一般選抜の小論文において最強の武器になります。

SFCの入試は、方式によらずすべて「あなたはSFCで何ができるのか?」という一貫した問いを投げかけています。 だからこそ、小手先のテクニックではなく、あなた自身の「人生のテーマ」を見つけることが、最強の受験対策になるのです。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。