こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應SFCのAO入試に挑む際、避けて通れないのが「調査書」の手配です。書類の中身(志望理由など)に目を奪われがちですが、事務的な書類が1通足りないだけで、あなたの努力は「不受理」という形で水の泡になってしまいます 。

特に日本の高校出身者の場合、成績証明書を調査書に代えることはできないため、事前の準備が不可欠です 。今回は、学校の先生に依頼する際の「作法」を徹底解説します。


1. 誰に依頼するべきか?

基本的には、あなたの学校生活を最も把握している「担任の先生」に相談するのがスタートラインです。

  • 進路指導室・事務室: 最終的な発行手続きは事務室が行うことが多いですが、AO入試の趣旨を理解してもらうためにも、まずは担任に相談しましょう。
  • 調査書作成上の注意を提示: SFC側は、調査書作成に関する留意点をまとめた書類を公開しています 。これを必ず印刷して、作成を依頼する先生に手渡してください 。
  • 「志願者評価」とは別物: オンラインで登録する「評価者2名」と、郵送する「調査書」は全く別の書類です 。混同しないよう注意しましょう。

2. 依頼のタイミング

結論から言うと、余裕を持って依頼することが大切です。

  • 余裕を持って依頼する: 急に「明日までに」と頼むのは論外です。
  • 発行日のルールに注意:有効な調査書の発行年月日を必ず確認しましょう 。すでに手元に古いものがあっても使えません 。
  • 逆算スケジュール: 学校内での承認プロセス(校長印の押印など)に1〜2週間かかることを想定しましょう。

3. 何通、発行してもらうべきか?

「1通あれば十分」と考えるのは危険です。

  • 予備を含めて2〜3通: 慶應SFCのAO入試では、総合政策学部と環境情報学部の併願はできませんが、他大学や慶應の他学部との併願は禁止されていません 。他校への出願予定も踏まえ、余裕を持って申請しましょう。
  • 再出願の可能性: 万が一再出願する場合も、その都度新たに書類を用意する必要があります 。
  • 「厳封」を崩さない: 調査書は学校側で厳密に封緘(封緘印やシールがある状態)されている必要があります 。中身を確認したくて開封してしまったら、その調査書は無効になります 。

⚠️ 【重要】受験生の皆さんへ

注意事項: 入試日程や提出書類の詳細は年度ごとに厳格に定められています 。必ず慶應義塾大学公式サイトから「最新の募集要項」を自分自身でダウンロードし、全ページを熟読してください 。

調査書の発行を依頼する際は、ただ「書類をください」と言うのではなく、「なぜSFCを目指すのか」という情熱を先生に伝えてください。先生とのコミュニケーションを深めることは、結果として「志願者評価(評価書)」を依頼する際の強力なバックアップにも繋がります。

SFCは「自らの手で未来を拓く力を磨いてほしい」と願っています 。事務的な手続きを完璧にこなすことも、その「自律性」の第一歩です。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。