こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)のAO入試(総合型選抜)に向けて、マイプロジェクトの設計や志望理由の構想を練っている受験生のみなさん

「2026 夏秋AO」の募集要項が公開され、いよいよ具体的な手続きのステップが見えてきましたね。

しかし、要項に並ぶ「オンライン出願システム」という文字を見て、「家に自分専用のパソコンがないけれど大丈夫かな…」「ITやWebのシステム操作に苦手意識があって、正しく登録できるか不安…」と不安を抱いていませんか?

デジタルのキャンパスであるSFCですが、出願の段階で特別なプログラミングスキルや高度なIT知識を求められるわけではありません。

今回は、募集要項の記載内容を基に、「オンライン出願システムへの登録準備」、そして「パソコンがない場合の対処法や、苦手意識を簡単に克服するステップ」を解説します!

今持っているそのスマホを賢く使いこなすことから、SFCへの挑戦は始まります。不安を解消して、一気に読み進めてみましょう!

第1部:【要項解剖】パソコンがないとダメ?公式の推奨環境

まず、受験生が一番不安に思う「機材環境」について、募集要項の記載から整理しましょう。

1. オンライン申請自体は「スマートフォン・タブレット」でも可能!

募集要項の「出願について」には、システムを利用するための環境として以下のように明記されています。

【募集要項の記載】 「オンライン申請には、インターネットに接続されたパソコン、スマートフォン、タブレット端末などが必要です。オンライン出願システムで推奨環境を確認してください。」(出典:2026年度 夏秋AO 募集要項 P.14)

つまり、志願者情報の入力や、活動報告の登録、評価者への依頼メールの送信といった「Web上の申請作業」そのものは、あなたが普段使っているスマートフォンやタブレットからでもリアルに行うことができます。まずはこれを聞いて安心してくださいね。

2. ただし「印刷環境」が絶対に必要!パソコンが必要になる局面とは?

スマホで申請できるとはいえ、出願手続きを完全に完了させるためには、どうしても「A4用紙への印刷」と「PDFファイルの作成・アップロード」という2つの壁をクリアする必要があります。

  • 入学志願票・宛名ラベルの印刷: オンライン申請と検定料の支払いが済んだあと、郵送用の「入学志願票(2枚)」と「宛名ラベル」を志願者自身で白色のA4用紙に片面印刷しなければなりません。
  • 2枚の自由記述のアップロード: 志望理由の文章とは別に提出する、A4サイズ2枚以内の「自由記述資料」は、表現方法は自由ですが、10メガバイト以内の「1つのPDFファイル」にしてシステムにアップロードする必要があります。

募集要項の「印刷環境の準備」には、以下のように明記されています。

【募集要項の記載】 自宅にプリンターがない場合は、学校や知人、コンビニエンスストアのプリントサービスなど、PDFファイルを印刷できる環境を確認しておいてください」(出典:2026年度 夏秋AO 募集要項 P.14)

周囲のリアルなリソースをあらかじめ確保しておくことが、パソコンがない受験生の必勝戦略になります。

第2部:PC・ITへの苦手意識を簡単に克服する「3ステップ準備術」

「PDFのまとめ方やアップロードなんてやったことがない…」というデジタル苦手意識を克服するために、今からできる簡単な実践ステップをお伝えします。

Step 1:スマホの「スキャンアプリ」と「コンビニ印刷」を味方にする

家にパソコンやスキャナーがなくても大丈夫です。スマホの無料アプリなどを使えば、手書きで描いた自由記述のイラストや、賞状の原本などを綺麗なPDFファイルに変換することができます。

変換したPDFは、コンビニのネットプリントサービスを利用すれば、スマホから1分でA4用紙に印刷できます。この「スマホだけでPDF化→コンビニ印刷」の流れを、今のうちに一度練習しておきましょう。

Step 2:学校の「パソコン室」や「塾の機材」を借りる

2枚の自由記述をグラフィカルに作り込んだり、複数のページを1つのPDFファイルに結合したりする作業は、スマホの小さな画面よりも、パソコンの大きな画面で行う方がリアルにミスを減らせます。

自分専用のパソコンがなくても、学校の進路指導室やパソコン室などの機材を「AOの出願書類を作りたいので、貸してください」と周囲の大人に頼んでみてください。

SFCが求める「問題解決」とは、このように自分の置かれた環境のなかで工夫してリソースを切り拓くことそのものです。

Step 3:写真データは「加工なし・拡張子確認」だけでOK

出願時にアップロードする顔写真データについても、ITが苦手な人が難しく考える必要はありません。スマートフォンで撮影した写真でも、条件を満たしていれば公式に受理されます。(募集要項より抜粋)

  • 3ヶ月以内に撮影した、正面・無帽・背景無地の鮮明なカラー写真であること
  • 画像の形式が「JPEG」(拡張子が .jpg)で、容量が3MB以下であること

注意すべきは「画像に加工や修正を施したものは使用できない」という点です。。

第3部:オンライン出願システムをスムーズに進めるコツ

最後に、ITの操作に不安がある受験生が、システム上で絶対に失敗しないためのリアルなアドバイスを贈ります。

1. 「ログインID」を必ずノートに控える

システムに初めてアクセスした際、メールアドレスを登録して「ログインID」を取得します。このIDは、1次選考の合否確認や2次選考の受験票印刷など、合格発表の最後の瞬間まで何度も使い続ける命綱です。スマホのメモ機能だけに頼らず、必ず物理的なノートに大きく書き写して大切に保管してください。

2. 「面接希望言語」と「出願書類言語」は最初の申込画面で決まる

はじめて試験の申し込みを行う際、面接の言語(日本語・英語・どちらでも可)と、出願書類で使用する言語(日本語・英語)を選択する画面が出ます。

募集要項に「後で変更することができないので慎重に選択してください」とある通り、ボタンを押し間違えると取り返しがつきません。焦らず画面の日本語をしっかりと一文字ずつ読んでからクリックしましょう。

3. ボタンを押した後の「読み込み状態」で連打しない

重いファイル(10MB近い自由記述のPDFなど)をアップロードしたり、すべての書類を提出するボタンを押したりした際、画面がグルグルと読み込み状態のまま動かなくなることがあります。

「作動しないから」とボタンを連打するのは、システムエラーの原因になるため厳禁です。

デジタルの操作こそ、心に余裕を持ってゆっくり進めるのが鉄則です。

⚠️ 受験生への重要なお願い

本記事で解説したオンライン出願システムの利用環境、顔写真データの条件、提出資料(自由記述など)の容量、および各種申請手順は、慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部が発行している最新の「2026 夏秋AO 募集要項」に基づき、作成しております。

しかし、「出願の直前にシステムが休止期間に入ってしまい登録できなかった」「印刷ができないことを理由に締切に遅れてしまった」といった致命的なミスを防ぐため、受験生のみなさんは必ず、慶應義塾大学SFCの公式ウェブサイト、および最新のオンライン出願システムに掲載されている正規の募集要項を、あなた自身の目で直接熟読・確認してください。

誰かに丸投げするのではなく、自ら公式の指示(一次情報)を確認し、余裕を持ったスケジュールを設計すること。

その主導権を握る姿勢こそが、SFCの求める「問題解決」のリアルな第一歩です。

万全の準備をして、自信を持って出願を迎えましょう!

最後に

オンライン出願システムの操作やPDFの用意を前にして、最初は少し難しそうに感じるかもしれません。

しかし、システムはあくまであなたの「熱き志・ビジョン」を大学側に届けるための、ただの郵便ポスト(ツール)に過ぎません。

一つひとつの画面の指示を丁寧に読み、周囲の大人や学校・コンビニの環境を借りながら進めれば、パソコンが苦手でも必ず完璧に出願を完了させることができます。

確実な準備をして、あなたの素晴らしいアイデアを自信を持ってSFCに届けましょう!


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。


【参考文献】
慶應義塾大学 総合政策学部・環境情報学部「2026 夏秋 AO 募集要項」
慶應義塾大学「KEIO UNIVERSITY GUIDEBOOK 2027 学問のすゝめ」