こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應SFC(総合政策学部・環境情報学部)のAO入試を目指す受験生の皆さん、準備は順調でしょうか。

SFCのAO入試は、志望理由書の熱量と同じくらい、あるいはそれ以上に「事務的な正確性」が求められます。募集要項を軽視して自分勝手な解釈で進めると、選考の土俵に上がることすらできずに「失格」となる厳しい現実があります 。

今回は、2026年度実施の「2026春AO」募集要項 に明記されている内容を基に、受験生が陥りやすい「よくある間違い」5選を徹底解説します。

※出願の際は、必ず大学公式の募集要項を確認してください。


1. 志願票を印刷して満足?「自筆記入」の漏れ

オンライン申請と検定料支払いが終わると、ようやく「入学志願票」「宛名ラベル」が印刷できるようになります 。ここで多くの受験生がミスを犯します。

  • 間違い: 印刷した書類をそのまま封筒に入れて郵送してしまう。
  • 正解: 印刷した志願票には、必ず本人が「自筆」で記入する欄(指定文章の書き写し、記入年月日、本人氏名)があります 。
  • 教務の視点: 志願票は「2枚」あります 。必ず2枚とも、自筆漏れがないか確認してから発送してください 。

2. 「厳封」の定義を勘違い?証明書類の不備

調査書などの公的書類について、募集要項では「厳封」を絶対条件としています 。

  • 間違い: 学校から渡された封筒に印がない、あるいは中身を確認したくて自分で開封してしまった。
  • 正解: 厳封とは、糊付け部分に学校印(封緘印)や封緘用シール、またはサインがある状態を指します 。
  • 教務の視点: 封緘印のない証明書は受理されません 。また、発行日付も重要です。2026春AOでは「2026年3月1日以降」に発行されたものが有効となります 。

3. その資格、本当に出願できる?「入学時期」の誤認

2026春AOは「2026年9月入学」と「2027年4月入学」の両方が対象ですが、ここに大きな罠があります 。

  • 間違い: 日本の高校3年生が、春AOで「4月入学」に出願しようとする。
  • 正解: 2027年4月入学を希望する場合、2026年10月以降に日本の高校を卒業見込みである者(出願時点で高校3年生)は出願できません
  • 教務の視点: 2026年10月以降に日本国の高等学校もしくは中等教育学校を卒業見込みである者は2026夏秋AO以降を検討しましょう。

4. 評価者を急かしすぎ?「志願者評価」の放置

SFCのAO入試では、評価者2名によるシステムへの入力が必須条件です

  • 間違い: 自分がオンライン申請を終えれば、評価者の入力は後回しでもいいと思っている。
  • 正解: 評価者2名の入力が完了(確定)するまで、出願に必要な「入学志願票」を印刷することができません。
  • 教務の視点: 評価者が期限内に完了しなかった場合も「志願者本人の責任」となり、出願は受け付けられません 。事前に余裕を持って依頼することが鉄則です 。

5. 生成AIとの境界線が曖昧?「独自成果物」の定義

2026春AOの要項には、生成AIに関する明確なルールが新設されました

  • 間違い: 生成AIで下書きを作成し、そのまま「自分の考え」として提出する。
  • 正解: 生成AIによって生成されたものは、受験生独自の成果物とはみなされません。
  • 教務の視点: AIを補助的ツールとして使うことは可能ですが、あくまで自らの経験や来歴と掛け合わせ、自身で思考を形成・醸成することが求められています 。

【重要】受験生の皆さんへ

注意事項入試日程や提出書類の規定は年度ごとに厳格に定められています。必ず慶應義塾大学公式サイトから「最新の募集要項」を自分自身でダウンロードし、全ページを熟読してください。

「出願内容に不備があるものは一切受理できません」 。この言葉の重みを真摯に受け止めましょう。

文字が詰まった募集要項を読み解くのは大変ですが、募集要項には、合格を逃さないためのヒントが詰まっています 。

ミスなく手続きを完了させることも、SFCが求める「自ら未来を拓く力」の第一歩です。丁寧に、慎重に準備を進めましょう。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。