
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
慶應SFCのAO入試において、受験生が意外と苦戦するのが「志願者評価」の依頼です。これは従来の「推薦入試」のような紙の推薦書ではなく、オンライン上で評価者が直接入力する形式をとっています 。
「先生に頼めばすぐ終わるだろう」と楽観視するのは禁物です。あなたの出願を完了させる鍵を第三者が握っている以上、そこには緻密な「段取り」が求められます 。
今回は、評価者に快く引き受けてもらい、かつ締切に遅れないためのスマートな依頼術を解説します。
1. 志願者評価の仕組みを正しく理解する
まずは、この制度がどのようなものか把握しましょう。
- 2名の評価者が必要: 志願者を客観的に評価できる2名の方に依頼します 。
- 親族は不可: 2親等内の親族は評価者になれません 。
- オンライン入力形式: 志願者がシステムに評価者のメールアドレスを登録し、届いた専用URLから評価者が直接入力します 。
- 出願の必須条件: 評価者2名の入力が完了(確定済)しなければ、志願者は「入学志願票」を印刷できず、郵送手続きに進めません 。
2. 失敗しないための「段取り」3ステップ
評価者の方は多忙です。相手の時間を尊重しつつ、確実に進めるための手順がこちらです。
STEP 1:早めの打診(出願1ヶ月前〜)
オンラインでアドレスを登録する前に、必ず対面または電話で事前に承諾を得てください 。突然メールが届くような不義理は避けましょう。
- 伝えるべきこと: 「なぜSFCなのか」「どのような研究テーマで挑むのか」というあなたの骨格を伝えます。これにより、評価内容とあなたの志望理由書に一貫性が生まれます。
STEP 2:正確な情報の登録
評価者のメールアドレスに間違いがないか、事前に確認してください 。
- 注意点: 登録すると即座に依頼メールが送信されます 。評価者の方に「今からメールを送ります」と一言添えるのがマナーです。
STEP 3:進捗の管理とフォローアップ
マイページから評価の提出状況を確認できます 。
- 状況の確認: 「未記入」「記入中」「記入済」のステータスが見えます 。締切の1週間前になっても「未記入」の場合は、丁寧に進捗を確認しましょう 。
3. 評価者に伝えるべき「3つのポイント」
依頼する際、評価者の方に以下の情報を伝えておくと、スムーズに入力してもらえます。
- 締切日の明確化: オンライン申請の締切ではなく、その数日前に設定した「自分の中の締切」を伝え、余裕を持って完了してもらうようお願いしましょう 。
- システムの言語: 評価サイトは日英併記されており、日本語または英語で入力可能です 。
- 過去の利用経験: もし過去にSFCの評価者になったことがある方なら、以前のIDとパスワードでログインできることを伝えると親切です 。
【重要】受験生の皆さんへ
注意事項: 入試日程や書類の規定は年度ごとに厳格に定められています 。必ず慶應義塾大学公式サイトから「最新の募集要項」をご自身でダウンロードし、全ページを熟読してください 。
最後に
志願者評価は、あなたと社会(評価者)との信頼関係を証明する書類でもあります。
募集要項には「アドミッションズ・オフィスは、入学志望者と大学が互いに望ましい『マッチング』を創り出すための出会いとコミュニケーションの場である」と記されています 。このコミュニケーションは、評価者とのやり取りからすでに始まっているのです。
評価者の方に「この子のために一肌脱ぎたい」と思ってもらえるような、誠実な段取りを心がけてください。そのプロセスが、あなた自身の成長にも繋がるはずです。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

