
- 1. 慶應SFC大学院 政策・メディア研究科の入試方式とは?
- 2. 慶應SFC大学院 政策・メディア研究科は「入りやすい」のか?~現実を知る~
- 2.1.1. 競争率について
- 2.1.2. 求められる能力の現実
- 2.1.3. 「入りやすい」と感じる可能性のある人
- 3. なぜ総合型選抜があなたにとってのチャンスなのか?~3つのメリット~
- 3.1.1. メリット1:学力だけでは測れない「個性」と「熱意」をアピールできる
- 3.1.2. メリット2:早期に合格を掴み取り、入学までの時間を有効活用できる
- 3.1.3. メリット3:多様な価値観を持つ仲間と出会い、刺激的な環境で学べる
- 4. KOSSUN教育ラボのサポート体制
- 5. 最後に
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「本当にやりたい研究がある」「社会の変革に貢献したい」
そう強く願う皆さんにとって、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の大学院 政策・メディア研究科は、魅力的な学びの場でしょう。しかし、その一方で「SFCの大学院は入りやすいのだろうか?」という疑問を持つ方もいるかもしれません。
この記事では、慶應SFC大学院 政策・メディア研究科の入試方式の概要と、その「入りやすさ」について、専門塾の立場から詳細に解説します。
さらに、総合型選抜で慶應SFCを目指す方に向けて総合型選抜という入試方式が、なぜあなたの可能性を大きく広げるチャンスとなるのか、そのメリットを詳しくご紹介します。
慶應SFC大学院 政策・メディア研究科の入試方式とは?
まずは、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科の入試方式を確認しましょう。
修士課程の入試は、主に以下の方式で行われています。
- 一般入試(国内出願、海外出願、社会人出願)
- 内部推薦入試
この記事では、多くの受験生が対象となる一般入試を中心に、「入りやすさ」について考察していきます。ついて解説していきます。
慶應SFC大学院 政策・メディア研究科は「入りやすい」のか?~現実を知る~
さて、本題の「入りやすさ」についてですが、一概に「入りやすい」「入りにくい」と断言することはできません。
大学院入試の「入りやすさ」を考える上で、競争率と求められる能力は重要な指標となります。
競争率について
政策・メディア研究科の競争率は、年度や研究室、そして募集人数によって変動します。人気のある研究分野や著名な教授の研究室は、競争率が高くなる傾向があります。
ただし、単に数字としての競争率だけでなく、後述する「求められる能力」との兼ね合いで考える必要があります。
求められる能力の現実
政策・メディア研究科が求めているのは、単に知識を持つだけでなく、以下のような能力を備えた人材です。
- 明確な研究テーマと研究活動への強い意欲: 大学院で何を研究活動したいのかが明確であり、その研究活動に情熱を持って取り組むことができる。
- 研究活動を遂行するための基礎的な知識と能力: 学部で培った専門知識に加え、論文読解力、データ分析力、論理的思考力などが求められます。
- 研究計画の現実性と独創性: 研究活動の目的、方法、期待される成果などが具体的にあり、実現可能性と独創性を兼ね備えているか。
- SFCの理念への共感: SFCの学際的な教育環境や、社会の現代的な問題に積極的に取り組む姿勢に共感し、そこで学びたいという強い希望を持っているか。
「入りやすい」と感じる可能性のある人
これらの点を踏まえると、以下のような潜在能力を持つ人は、政策・メディア研究科の一般入試において「入りやすい」と感じる可能性があります。
- 学部時代から明確な研究テーマを持ち、研究活動に積極的に取り組んできた人: 論文作成、学会発表、自主的な研究活動などを通して、研究活動の基礎を既に築いている。
- 特定の専門分野に対する深い知識と理解を持っている人: 学部での専門分野を通して、研究活動に必要な専門知識をしっかりと習得している。
- 論理的思考力と文章構成力に優れている人: 論理的な思考力と、研究活動の成果や自身の考えを記述する文章構成力を持っている。
- 自分の考えを自信を持ってかつ的確に伝えるコミュニケーション能力を持つ人: 研究活動計画や自身の考えを大学に分かりやすく説明できる。
- 社会経験を通して研究活動の動機を高めてきた社会人: 実務経験を通して社会の課題を認識し、大学院での研究活動を通してその解決に貢献したいという強い思いを持っている。
なぜ総合型選抜があなたにとってのチャンスなのか?~3つのメリット~
ここからは総合型選抜で慶應SFCを目指す方に向けて、従来の学力試験とは異なる魅力を持つ入試方式である総合型選抜が、あなたにとっていかに大きなチャンスとなるのかを解説します。
メリット1:学力だけでは測れない「個性」と「熱意」をアピールできる
総合型選抜の最大の特徴は、書類審査や面接など、多角的な評価によって合否が決まる点です。これは、ペーパーテストの点数だけでは十分に表現できない、あなたの個性、これまでの経験、そして将来への強い熱意を大学に伝える絶好の機会となります。
- あなたの「好き」を活かす: SFCの総合型選抜では、「なぜSFCで学びたいのか」「SFCで何を研究したいのか」という明確な目的意識が重視されます。あなたがこれまで情熱を注いできた活動や興味関心を、SFCの学びとどのように結びつけ、将来どのような貢献をしたいのかを具体的に示すことで、強いアピール力を持つことができます。
- 主体的な学びの姿勢を示す: 高校生活で主体的に取り組んできた活動(生徒会、部活動、ボランティア、探究活動など)は、あなたの学びへの意欲や問題解決能力を示す重要な要素となります。これらの経験を通して何を学び、どのように成長したのかを、自身の言葉でしっかりと伝えることが大切です。
- 将来のビジョンを語る: SFCは、既存の枠にとらわれず、新しい価値を創造できる人材を求めています。あなたが将来、社会に対してどのような貢献をしたいのか、そのためにSFCで何を学びたいのかという明確なビジョンを持つことは、合格への大きなアドバンテージとなります。
メリット2:早期に合格を掴み取り、入学までの時間を有効活用できる
総合型選抜の多くは、一般選抜よりも早い時期に選考が行われ、合格発表も比較的早めに行われます。これにより、以下のようなメリットが生まれます。
- 精神的な安定: 早期に合格を得ることで、その後の受験勉強のプレッシャーから解放され、精神的に安定した状態で高校生活の残りの期間を過ごすことができます。
- 入学準備に時間をかけられる: 合格後、入学までの期間を、大学の授業で必要となる知識やスキルを身につけるための準備期間に充てることができます。SFCでは、入学前にオンラインでの学習プログラムなどが提供される場合もあり、スムーズな大学生活のスタートを切ることができます。
- 新たな挑戦への時間: 受験勉強に費やしていた時間を、自分の興味関心を深めるための活動や、新たなスキル習得のための時間に充てることができます。留学の準備を始めたり、プログラミングを学んだり、興味のある分野の書籍を読み込んだりするなど、可能性を広げるための貴重な時間となるでしょう。
メリット3:多様な価値観を持つ仲間と出会い、刺激的な環境で学べる
総合型選抜で入学してくる学生は、学力だけでなく、多様な個性や経験、そして強い問題意識を持っています。このような仲間たちと共に学ぶことは、あなた自身の視野を広げ、新たな価値観に触れる貴重な機会となります。
- 刺激的な学びの共同体: さまざまな背景を持つ学生が集まるSFCでは、授業内外で活発な議論が交わされます。異なる視点から意見を聞くことで、自分の考えを深めたり、新たな発想を得たりすることができるでしょう。
- ネットワークの構築: 大学生活を通して築かれる友人関係は、将来にわたってあなたの財産となります。総合型選抜で出会った仲間たちは、互いに刺激し合い、高め合うことのできる、かけがえのない存在となるはずです。
- 社会との繋がりを意識した学び: SFCは、社会の現代的な課題に積極的に取り組み、解決策を探求する学びを重視しています。多様な価値観を持つ仲間との協働を通して、社会との繋がりを意識した、より実践的な学びを経験することができます。
KOSSUN教育ラボのサポート体制
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜で SFC を目指す皆さんを総合的にサポートしています。
- SFCの入試情報提供: SFCのアドミッション・ポリシーや入試傾向、面接対策など、SFCの入試に関する情報を詳しく解説します。
- 書類作成指導: SFCの入試で課される志望理由書や自由記述などの書類作成を、個別に丁寧に指導します。
- 面接対策: SFCの面接官の視点に立った実践的な指導で、自信を持って面接に臨めるようにサポートします。
- 学習計画:一人ひとりに合わせた学習計画を作成します。
KOSSUN教育ラボで対応している対策の詳細は公式ホームページをお確かめください。
最後に
政策・メディア研究科の入試は、決して「簡単」ではありません。しかし、自身の研究活動への強い意欲と、それを支える知識、能力、そして 徹底的な 準備があれば、十分に合格のチャンスはあります。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。