こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

大学受験における「足切り」(出願資格や一次選抜での最低基準)は、受験生にとって大きな関心事です。SFC(湘南藤沢キャンパス)の入試についても、「出願書類の段階で足切りがあるのか?」「一般選抜に最低点は設けられているのか?」という疑問が多く聞かれます。

結論から言うと、SFCは入試方式によって「足切り」に似た選抜基準を設けていますが、その意味合いは一般的な大学入試とは大きく異なります。今回は、SFCの選抜における実態と、その基準をクリアするための戦略について解説します。


SFCのAO入試は、特定の教科科目の筆記試験がないため、「明確な点数による足切り」は存在しませんしかし、実質的に「書類選考」がそれに相当する厳しさを持っています。

書類選考の機能:実質的な「足切り」

AO入試は、提出書類(活動実績、志望理由、自由記述など)と面接によって多面的・総合的に評価されます。

書類で足切りを回避する戦略

書類で選抜を通過するには、学業成績を上回る「突出した個性」と、それをSFCの学びと結びつける「論理的な志」を明確に示すことが不可欠です。


SFCの一般選抜においても、合否を判断する上での独自の関門が設けられることがあります。

「採点条件」をクリアする必要性

SFCの入試ではないものの、慶應義塾大学の他学部(例:経済学部A方式、法学部など)では、特定の科目の点数が一定の得点に達した受験生についてのみ、残りの科目(小論文など)を採点するという「採点条件」が設けられることがあります。

SFCの一般選抜でも、科目間のバランスや小論文の採点において、この「採点条件」と同様に、各科目に最低限求められる学力水準が存在していると考えるべきです。

一般選抜で足切りを回避する戦略

SFCの一般選抜は「外国語(英語)」と「数学または情報」の2科目と「小論文」で合否が判定されます。

SFCの入試における「足切り」は、単なる点数のことではなく、「あなたがSFCの環境で学ぶに足る『志』と『ポテンシャル』を持っているか」を証明する厳格な選抜プロセスです。

あなたのSFC合格への挑戦を、心よりお待ちしております!


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。