こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

SFCは、その学際的なカリキュラムや高度な情報技術の活用から、「ついていけない学生がいるのではないか」「文系出身者には難しいのではないか」といった不安を抱かれることがあります。

しかし、結論からお伝えします。SFCの環境で「ついていけない」と感じるのは、能力の有無ではなく、「戦略」の有無にかかっています。SFCの自由な環境は、裏を返せば「自立」が求められる場であり、そのための「乗りこなし方」を知っているかが成功の鍵となります。

今回は、SFCで直面するであろう「挑戦的な環境」と、それを乗り越えて学びを最大化するための戦略を解説します。


SFCの環境は、高校までの学習とは異なるため、初期に戸惑う学生がいます。その主な原因は、「情報の壁」と「問題設定の壁」です。


SFCで成功する学生は、「独学」ではなく、SFCのリソースを最大限に活用する「戦略的自立」を実践しています。

ステップ①:基盤科目を最優先で固める

SFCの教育は「研究会」中心ですが、その研究を支える「言語コミュニケーション」、「情報技術基礎」、「データサイエンス」の3つの基盤科目を、入学後の早い段階で集中的に修得しましょう。これらは、SFCの研究活動に参加するための共通言語であり、ここを疎かにすると、確かにその後の研究活動で遅れを感じる原因となります。

ステップ②:「メンター(教員)」と「リソース」を徹底活用する

SFCは学生の自主性を重んじますが、助けを求めることは決して恥ではありません。

ステップ③:「楽単」の誘惑を断ち、卒業から逆算する

「楽単」(楽に単位を取得できる授業)を探す行為は、SFCでは時間の浪費に繋がります。

慶應SFCで「ついていけない」と感じるのは、能力が不足しているからではありません。それは、この自由な環境で「自立して学びをデザインする姿勢」がまだ確立されていないためです。

SFCは、そのAO入試で「志」と「実行力」を評価し、「挑戦する意志」を持つ学生を集めています。その意志さえあれば、SFCにはあなたをサポートし、成長させる環境が整っています。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。