こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

SFCの二次選考(面接)は、一般的な大学の面接とは全く異質です。

「志望動機を教えてください」といった定型的な質問に答えるだけでは、SFCの教授陣を納得させることはできません。彼らが求めているのは、「未来の研究者との対話」です。

この記事では、SFC特有の圧迫感や鋭いツッコミを乗り越え、むしろ教授とのディスカッションを楽しむための「3ステップ練習法」を徹底解説します。


練習を始める前に、マインドセットを変えましょう。 SFCの面接は、あなたの人柄を見るだけの場所ではありません。あなたが提出した志望理由書や研究計画書に対する「口頭試問」です。

教授たちは、あなたの研究テーマの「穴」や「矛盾」をあえて指摘してきます。それは意地悪ではなく、「この学生は、批判的意見を受け入れ、議論を通じて研究を発展させる力があるか?」を試しているのです。

この「アカデミックな対話」に耐えうるメンタルとロジックを鍛えるのが、練習の目的です。


まずは、自分が提出した書類(志望理由書、自由記述など)を、他人事のように批判的に読み返すことから始めます。これを「セルフ・ツッコミ」と呼びます。

【練習方法】 自分の書類のすべての段落に対して、以下の3つのツッコミを入れてください。

ポイント: これら全てのツッコミに対し、「はい、その点については〜と考えます。なぜなら…」と即座に切り返せるまで、論理武装を固めてください。答えに詰まる場所が、あなたの論理の「弱点」です。


SFCの面接では、冒頭に「3分間(または5分間など年度による)のプレゼンテーション」を求められることが一般的です。これが面接の流れを決定づけます。

【練習方法】

ポイント: プレゼンは「説明」ではありません。「私の研究はこんなに面白いんです!一緒にやりませんか?」という「提案(ピッチ)」です。教授をワクワクさせることを目指してください。


最後は対人練習ですが、友達同士の優しい練習では意味がありません。

【練習方法】

厳しい質問が来たら、「よし、教授が私の研究に興味を持ってくれた!」とポジティブに捉えてください。あなたがそのテーマを本気で愛し、考え抜いていれば、言葉は自然と熱を帯びてきます。

この3ステップで準備を重ね、当日は教授陣とのディスカッションを存分に楽しんできてください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。