こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應SFC(湘南藤沢キャンパス)の最大の特徴は、総合政策学部と環境情報学部の2学部が、互いに密接に連携しながら「学際的・融合的なアプローチ」を重視している点にあります 。

多くの受験生が「どちらの学部に出願すべきか」で悩みますが、実は入学してしまえば、両学部のカリキュラムは非常に柔軟に横断できるよう設計されています 。志望理由書や自由記述の中で、この「学部横断的な学び」をどう取り入れるかが、あなたの研究計画の現実味と説得力を大きく左右します。

今回は、SFCならではのカリキュラムを最大限に活用した学習計画の立て方を解説します。


1. 「政策」と「技術」のコラボレーションを意識する

SFCでは、現代社会が直面する複雑な問題を、個別学問の枠組みを超えて解決することを目指しています

  • 総合政策学部のアプローチ: 政策、法、戦略、経営、ガバナンスといった視点からの問題解決 。
  • 環境情報学部のアプローチ: 技術、デザイン、ツール、感性、アートといった視点からのアプローチ 。

これらは決して断絶したものではなく、互いにコラボレーションすることで、より豊かな発想と広い視野からの解決が可能になります 。例えば、「新しいエネルギー政策(総合)」を実現するために「スマートグリッドの制御技術(環境)」を学ぶといった、学部をまたぐ視点がSFCでは高く評価されます。

2. 学習計画を「自分だけのカリキュラム」に昇華させる

SFCがAO入試の受験生に期待しているのは、キャンパスにある教員、友人、研究教育環境などすべての資源を積極的に活用する姿勢です

  • 研究会の横断: 自分の所属学部以外の研究会に参加することも可能です。自分のテーマを多角的に分析するために、どのような知見を組み合わせるべきか具体的に描きましょう。
  • クラス指定科目の言語選択: 9月入学者に限り、入学手続きに使用する言語(日本語または英語)を選択でき、それによってクラス指定科目の開講言語が決まります 。グローバルな視点での研究を目指すなら、こうした言語面でのカリキュラム活用も重要です。
  • 「未来からの留学生」としての自律性: 卒業認定・教育課程・入学者受入れの「3つの方針」を熟読し、自分自身で学びを組み立てる「問題発見解決型」の姿勢をアピールしましょう 。

3. 書類に説得力を持たせる「横断」の記述法

志望理由書や学習計画の中に、以下のような要素を盛り込んでみてください。

  • 既存の学問領域の区別を超える: 「〇〇学を学びたい」だけでなく、「△△という社会問題を解決するために、A学部の経営戦略とB学部のAI技術を融合させたい」といった記述です 。
  • 「実装」までを見据える: 単なる知識の習得に留まらず、学んだ複数の知見を掛け合わせて、どのように社会を「良くする」のか、その実装プロセスを提示します 。
  • 自主課題(自由研究)への意欲: 合格後から入学までの期間も、興味のある事柄について自主課題に取り組むことが求められます 。ここからすでに学部横断的な探究を始める姿勢を見せましょう。

⚠️ 【重要】受験生の皆さんへ

注意事項: 入試日程や提出書類の詳細は年度ごとに厳格に定められています。大学公式サイトから「最新の募集要項」を自分自身でダウンロードし、全ページを熟読してください

あなたが掲げるユニークな研究テーマを実現するために、SFCの学部を横断するカリキュラムがなぜ「最適」なのか。それを論理的に説明することが、合格への近道となります。

募集要項にある通り、SFCは「自らの手で未来を拓く力を磨いてほしい」という願いを持っています 。枠にとらわれない、あなただけの壮大な学びの地図を描いてください。



KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。