こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應SFCのAO入試において、志望理由書と同じくらい重要なのが「志願者評価(評価書)」です 。これは、あなたの「自称」の実績や能力が、第三者の目から見てどれほど信頼できるものかを証明する極めて重要な書類です 。

しかし、「誰に頼めばいいかわからない」「とりあえず有名な先生にお願いすればいいの?」と悩む受験生も少なくありません。結論から言えば、評価者の肩書きよりも大切なのは、「あなたの活動や人柄をどれだけ深く知っているか」という一点に尽きます。

今回は、2026春AOおよび夏秋AOを見据え、評価者選定の基準と依頼のポイントを解説します。


1. 「有名人」より「伴走者」:評価者の選定基準

SFCの募集要項には、「志願者を客観的に知る立場にある2名」に依頼するように明記されています

  • 「知っている」の深さが信頼を生む: どれだけ著名な教授や政治家であっても、あなたの日常の努力や思考のプロセスを知らなければ、中身のある評価は書けません。あなたの「変化」や「葛藤」を間近で見てきた伴走者こそが、最適な評価者です 。
  • 親族は不可、関係性は自由: 2親等内の親族は除外されますが、それ以外であれば学校の先生に限る必要はありません 。課外活動のコーチ、インターン先の責任者、あるいは長年切磋琢磨してきた活動のパートナーなど、あなたの「多面的な能力」を最も具体的に語れる人を選びましょう 。
  • 2名のバランスを考える: 1人は「学業や学校生活」を、もう1人は「課外活動や専門分野」を知る人といったように、あなたの異なる側面を照らし出せる組み合わせが理想的です 。

2. なぜ「自分を知る人」でなければならないのか

SFCのアドミッション・ポリシーには、「問題発見解決型」「創造性開発型」の教育を重視するとあります 。これらを証明するには、単なる「成果(結果)」だけでなく、そこに至るまでの「プロセス(過程)」の記述が不可欠だからです。

  • エピソードの具体性: 「彼はリーダーシップがある」と書かれるより、「〇〇というトラブルが起きた際、彼は△△という独自の発想で解決に導いた」という具体的なエピソードの方が、審査員の心に響きます 。
  • 客観的な裏付け: あなたが志望理由書で書いた「情熱」が、第三者の目から見ても「本物」であることを、具体的な行動事実に基づいて裏付けてもらう必要があります 。

3. 依頼する際の「段取り」とマナー

「自分を知る人」であっても、依頼の仕方を間違えれば良い評価は得られません。

  • 「志望理由の骨格」を共有する: 依頼する際には、必ず自分の「研究テーマ」や「なぜSFCなのか」をまとめた資料を渡しましょう 。これにより、あなたの書類と評価書の内容が響き合い、一貫性のある強力な出願パッケージになります 。
  • 余裕を持ったスケジュール管理: オンライン申請の締切直前に依頼するのは失礼です 。評価者2名の入力が完了(確定)しない限り、出願手続きは完了できません 。遅くとも出願の1ヶ月前には打診を済ませましょう 。

⚠️ 【重要】受験生の皆さんへ

注意事項: 本記事は「2026春AO募集要項」の内容に基づき執筆されています 。入試日程や提出書類の詳細は年度ごとに厳格に定められています 。必ず慶應義塾大学公式サイトから「最新の募集要項」を自分自身でダウンロードし、全ページを熟読してください


評価書は、あなたを「応援」するだけの書類ではなく、あなたという人間を「分析」する書類です 。そのためには、あなたの弱さも、それを乗り越えた強さも知っている人が最適です。

募集要項にある通り、AO入試は大学とあなたが「マッチング」を創り出すコミュニケーションの場です 。その第一歩は、あなたを理解し、支えてくれる「評価者」との対話から始まります。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。