
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
慶應義塾大学SFC(総合政策学部・環境情報学部)のAO入試において、志望理由書と並んで最重要書類となるのが「自由記述(A4サイズ2枚)」です。
「何を書けばいいのか分からない」「凄い実績がないとテーマに選べないのでは?」と悩む受験生は多いですが、SFCが求めているのは完成された実績の羅列ではありません。
今回は、2026年春AOの募集要項を踏まえ、合格に直結するテーマの選び方を解説します。
1. 自由記述のテーマ選び「3つの黄金ルール」
テーマを選ぶ際、以下の3つの視点が重なっているかを確認してください。
- 「志」との一貫性: 志望理由書で掲げた「解決したい問題」や「研究テーマ」と、自由記述の内容が直結している必要があります。
- 「過去の自分」との接続: なぜその問題に興味を持ったのか、過去の経験(原体験)に基づいているか。自分にしか語れないエピソードがあるテーマを選びましょう。
- 「未来のSFC」での活用イメージ: そのテーマを深めるために、なぜSFCのリソース(特定の教授、研究会、施設)が必要なのかが明確になるものを選びます。
2. 「凄いテーマ」より「鋭い問い」を探す
SFCは「問題発見・解決」のキャンパスです。テーマを決める際は、以下のステップで「問い」を深めてみてください。
- 日常の違和感を書き出す: 「なぜこれは不便なのか?」「この仕組みはおかしくないか?」という、あなたの身近にある小さな違和感が最高のテーマの種になります。
- 「なぜ?」を繰り返す: 選んだテーマに対して「なぜその問題が起きているのか」を深掘りします。この「深掘りのプロセス」こそが、自由記述で見せるべき「思考の跡」です。
- 先行研究・事例を調べる: 自分の思い込みだけでなく、既存の解決策を調べた上で、「自分ならこう解決する(あるいはもっと知る必要がある)」という仮説を立てます。
3. 生成AI時代のテーマ設定術
募集要項(2026 春 AO)でも言及されている通り、生成AIは「補助ツール」として利用可能です。
- 壁打ちに使う: AIに自分の興味関心を投げかけ、客観的な視点や関連するキーワードを抽出してもらうのは有効な手段です。
- 「自分にしか書けないこと」を足す: AIが生成した一般的な正論に、あなたの「身体を動かした経験」や「心の動き」を掛け合わせることで、初めてSFCに響く独自のテーマになります。
4. 構成のヒント:2枚で「自分という物語」を完結させる
- 1枚目:【問題発見・原体験】: あなたが解決したい課題は何か、なぜそれに人生をかけるのか、過去の実績やエビデンスを交えて視覚的に伝えます。
- 2枚目:【研究計画・解決策】: SFCの4年間で具体的にどの研究会に入り、どんな手法で問題を解決するのか。卒業後のビジョンも含めて具体的に描きます。
⚠️ 必ず公式情報を確認してください
この記事は、公開されている「2026 春 AO 募集要項」に基づき作成されていますが、入試制度や提出書類の詳細は変更される可能性があります。出願の際は、必ず大学公式サイトから最新の募集要項を入手し、ご自身の目で直接確認することを徹底してください。
最後に
SFCの教員は、あなたが「何に対して、どれほど熱狂しているか」を見ようとしています。世間体や「受かりそうなテーマ」を追うのではなく、あなたが心から変えたいと思う「問い」を選んでください。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

